さちゅりこん2――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

祝、Kさん復帰

今日、わたしの馬鹿話の相手であるPh.D Kさんが大学に復帰してきた。 うまい棒(なっとう味)をくれた。食べた。

沈没船・漂流船

今日は公開授業の見物。教育実習の終了式の挨拶もしたので、8時半から5時まで中学校の中で過ごした。今日は、朝から個人的に非常に心配な学生が続々と公開授業をするので、こっちも緊張した。何度か、緊張のあまり教室から逃げ出した。(←よわっ 1さん→港…

ドヴォルザークはやっぱりすごかったの巻

ドヴォルザークの交響曲第8番を聴く。中学の時に、吹奏楽で第一楽章をやってみて、あまりの自分たちの下手さにトラウマになって以来、あまり聴く気がしなかったのであるが、改めて聴いてみると、超のつく名曲だった。 第一楽章と第二楽章で、「なんだ普通の…

花井一典氏追悼

中世哲学の研究者、花井一典氏が亡くなったそうである。トマス・アクィナス『真理論』やヨハネス・ドゥンス・スコトゥス『存在の一義性』の翻訳(山内志朗氏との共訳)などで私の中ではかなりの有名人であった。トマスに関する「超越概念と経験」という論文…

al funghi porcini

これは、旦那とイタリア旅行してきた妹のお土産。 このグローバリズムの時代に、英語表記なし、鎖国してんのかこの国は……。これからは中国語の表記ぐらいはつけとかんとな。さすがイタリア、固有の領土を主張しておるな。 このデザインは昭和の香りがします…

文人画路線

数日、パソコンに入っていたペイントソフトで殴り書きをつくって載せてみたのだが、――それで思いついたことがある。 芸術家や文学者が市場で生きるためにはどうするか、というのは、いつ頃からか知らないか、大問題として意識されている。そこから彼らの悲喜…

白鵬 VS わたくし

白鵬62連勝 私も体格は似てるから、たぶん相撲界入っても70連勝くらい軽いと思う。 附記)私は相撲の盛んな街に育った。中学の時に、北信越大会の応援に行かされて、石川かどっかの中学の、180センチ以上140㌔の奴とトイレいっしょになった。(こ…

「意味という病」と「病という意味」

例えば柄谷行人氏にとって、初期の『意味という病』から「病という意味」(『日本近代文学の起源』)への転換はおそらく大きいものなのだが、それを大げさに「転向」だと言い立てる論者(そんなのがいるのか知らんけど)は何か間違っている。この二週間ぐら…

曇る高×

大友克洋風(←狂ったの?

何か閃いたけど、すぐ忘れたわたくし

何か閃いたけど、すぐ忘れた

悲しいことを想い出したわたくし

悲しいことを想い出したわたくし

深夜に小難しい

深夜に小難しいことを考える。 大概、朝になってみると間違ってたなと思うことも多いが、――その認識も間違っていることが多い。つまり、だいたいわたくしの考えていることは間違っている。

我々は自然を見ることが出来るか

見えなかったり見えたり……。別のものが見えたり、こんなことが繰り返されるのが我々の日常である。 思うに、文学研究者というのは、──特に最近は、作家たちを自然物のようにみなしている。自然科学の影響かもしれない。理系と人文学との違いは対象を自然とみ…

月の兎後日談

いまし三人の 友だちは いづれ劣ると なけれども 兎はことに やさしとて 骸をかかへて ひさがたの 月の宮にぞ 葬りける 今の世までも 語りつぎ 月の兎と いうことは これがもとにて ありけると 聞く吾さへも 白袴の 衣の袖は とほりて濡れぬ 有名な良寛の『…

夢の総量はエスカレーターを逆走する

おとつい、つい嬉しさで緩んでエスカレーターで降りようとして上りの方に突入したんだよね、二回も↑ 東京にいくと、国会図書館に通った日々を想い出す。東京はなんとなく集中力が高まった気がするところなので、自己点検が難しく……と考えるほど私は田舎者な…

光に来ませあしひきの

月読みの光に来ませ あしひきの山きへなりて遠からなくに(湯原王・万葉集673) 本当は遠かったんじゃないかな…… 今日も35℃……お戯れ 部屋の前の階段を

東京を行く3

これは富岡八幡宮です。 写真を撮った地点から左後ろの方に行くと、黄金の御神輿が飾られているのをガラス越しにみることが出来ました。 鳳凰の胸 ダイヤ7カラット 鳳凰の目 ダイヤ4カラット 1対 鳳凰の鶏冠 ルビー2,010個 狛犬の目 ダイヤ3カラット 2対 隅…

東京を行く2

朝から図書館でなんやかんやと動き回る。帰り道、地下鉄の浅草駅から地上に出てくると、アメリカ人のギャルたちが「おーまい」「いえす」「やー」とか私でも分かりそうな言葉でこの風景を指さしていた。 グローバリズムというのは、その成否に非常に容易な側…

東京を行く1

撮り鉄がいないのに気分で混ざる ↓ 図書館 ↓ お気に入りの旅館に着く

上京ものがたり

都に行ってくるです

現実逃避が高知を行く

明日から東京の図書館に潜るので……と考えたら、もう今日はどっかいくしかあるまいということで、――高知に行きました。 横山隆一記念館に突入します 西原理恵子神展に侵入します。 西原氏の子どもの頃の写真があった。てっきり頭ぼさぼさの×民の娘を想像して…

吉本隆明と牛丸先生

松岡俊吉氏の『吉本隆明論』のなかで「〈疎外と幻想〉覚書」の章はとても重要なのであるが、読んでいてなんだか錯乱してきたので、いつのまにかうとうとしてしまう。 吉本隆明というのは、結局、いろいろな意味でこちらの評論家根性を萎えさせてしまう文章を…

……思う、故に……あり

cogito, ergo sum は疑い得ないとする論者が最近眼につく。しかし、このことを自覚せよと説いたり、これを起点に学者どうしの相互理解を求めたりするのは何か変である。 少なくとも、私は、cogito, ergo sum と言えるまで自分を追いつめたことはないし、孤独…

熱帯夜の次は心の闇夜ですか、そうですか

ちょっと涼しくなりました。午前中から新教務システムの説明会がありました。(教員に対するあからさまな管理体制導入に大笑い)教授会でした(長っ)。肩こりです。

Xファイル讃

前にも書いたが、テレビを買った頃みた番組や映画には思い入れがあって、ときどき観たくなる。 「Xファイル」もなぜか好きで録画をみかえすことがある。 モルダーとスカリーというFBI捜査官が、エイリアンやオカルト的な事件を捜査する話であり、彼ら自…

ひこにゃん遂に自治体の犬に

http://www.asahi.com/national/update/0909/OSK201009090079.html 「ひこにゃんファンクラブ発足へ 「納税」したら入れます」 画像は、ひこにゃんである。私の体型に似せてつくられたが如きひこにゃんであるが、このたび、自治体の人民搾×の手段として使わ…

二度死んだ手塚治虫

朝から共同観念とか共同幻想について頭をひねっていたので疲れて、手塚治虫の「アヴァンチュール21」(秋田文庫)を読んだ。 脳みそが発達した兎を飼い主の少年から奪い改造して、兎人間を作る。で、人種や国やらの対立をもつ寄せ集めのメンバー(少年含む…

現場と改訂

今日は大学院の入試。 教育学部なので、現場の先生が受けにやってくる。毎年のことだが、社会人の面接の受け答えはすごく洗練されているがやや嘘を感じる。嘘を言っている訳ではないが、全体的に嘘なのである。本当は大学院に来る必要のなかったような人間は…

プロテスタンティズムの倫理への思い

最近「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」を読み直しているからか──、私はいつも「成金はさっさと滅びろ」とか言っている癖に、案外「資本主義」のエートスに充ち満ちてるのかもしれない、とときどき思うのだ。とはいえ、私自身のことはすぐはよ…

公開授業・柳田國男・柄谷行人

Iさんの公開授業を坂出までみにいく。ある児童がやってきて「I先生のお父さん?」と聞かれる 柳田國男よまなきゃ、と帰りの電車で思う。 もはや日本の人文科学の伝統なのかもしれない──日本への回帰ではなく、柳田國男への回帰は。 家に帰って、柄谷行人の…